弥満丈欅窯　湯たんぽ

よくあるご質問

湯たんぽを初めて使われる方や陶器製の湯たんぽは初めて、という方向けによくあるご質問と回答をご用意いたしました。 分量や使い方だけでなく、ちょっと気になることまで、項目ごとにまとめておりますのでどうぞご覧ください。

Q.湯たんぽの特徴って？

A．陶器製の湯たんぽの特徴は、保湿性が優れていることにあります。
冬、寝る前にタオルなどで包んで布団の足元に入れておくと、寝る時から翌朝まで温かさが持続します。
性質上、中に入れていたお湯が少しずつ発散されるため、乾燥を防ぐこともできます。
使用している土には酸化チタン・酸化マグネシウムが含まれているので、抗菌・消臭作用、炎症を鎮める作用が期待されます。また土からは微量の電気を帯びるので、体の不調を改善してくれる効果もあるそうです。

Q.赤ちゃんにも使える？

A．高温を避けていただき厚手のタオルなどで包んでいただきますと、やさしい温かさじんわりと続くので、赤ちゃんにもお使いいただけます。

Q.湯たんぽってどうやって使うの？温度や分量の目安は？

A．やかんや電気ケトルなどで沸かしたお湯を湯たんぽの中に入れて少し冷まします。冬は少し多めに入れることで温かさが持続します。
○秋：80〜90℃にして、全体の80％くらいを目安に入れてください。
○冬：90〜95℃にして、全体の95％くらいの分量を入れてください。
※お湯を入れた後、すぐに栓を締めてしまうと蒸気の逃げ道を塞いでしまい、漏れの原因となりますので、注ぎ口から蒸気が出なくなるのを待ってから栓をするようにしてください。

Q.陶器だから直接触っても大丈夫？

A．熱湯を注いですぐの時間帯はそれなりに熱いので、手袋やキルトなどをご使用のうえ、湯たんぽに触れてください。（表面温度は約65℃ほどあります）
やけどの恐れがありますので、毛布、キルト、厚手のタオルなどに包んでご使用ください。

Q.落としたら割れそうで心配…

A．ベッドやソファーからの落下で割れることはございません。
フローリングなどのご家庭の床であれば、硬めに焼きしまっているので少々の衝撃では割れることはありませんが、高所からの落下にご注意ください。
表面を波形にすることで、全体の表面積を広げ、衝撃を吸収するデザインになっています。
丸い形状ですので、手や本体が濡れた状態でのお取り扱いにはご注意ください。

Q.使用時に気をつけることは？

A．熱湯を注いだ湯たんぽのお取り扱い時は、やけどされないようご注意ください。
水漏れの原因となりますので、必ず蒸気が出なくなったのを確認してから栓を締めてください。
中のお湯が漏れる可能性がございますので、必ず横に寝かせてご使用ください。

Q.表面がザラザラして引っ掛かりそう…

A．表面は全体的に釉薬が塗られていますので、服や肌に引っ掛かる感じはありません。白色はやさしい温かさやじんわりとする温かさをイメージして製作しています。

Q.お湯が漏れてくるときは？
水滴がフタの周りに溜まってしまうときは？

A．工房でお湯漏れの検査に合格したものを出荷しております。容器を逆さまにしてお湯が漏れてしまう場合は以下をご確認ください。

○フタが斜めにしまっている
フタと湯たんぽが平行になっているのを確認しながらゆっくりとフタを差し込んでください。使い始めのころは少しコツがいることがあります。

○湯たんぽの特性上、スチームがお湯漏れに見える
熱湯を入れると湯たんぽがお湯の温度を吸収して、お湯よりも数度高い温度になります。容器内の温度を均一にする力がはたらいて、湯たんぽが内部のお湯を温めることでお湯から蒸気が出てフタからスチームのように噴き出す現象が見られます。

○フタの周りに水が溜まっている
容器の外に出た蒸気が外気で冷やされて水滴になり、容器やフタ周辺に溜まることがあります。タオルで包むなどしてご使用ください。