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二十四節気・季節

『秋分』末候、水始めて涸れる(みずはじめてかれる)

二十四節気・季節

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皆様、こんにちは。のレンリテール部の岩崎です。

七十二候は、 秋分末候:水始めて涸れる(みずはじめてかれる)に移ろいました。

秋分の末候「水始めて涸れる」は、稲刈りに備えて水田から水を抜き、乾かす時季であることを示しています。

そうすると、いよいよ稲刈りに取り掛かる頃です。

たわわに実った稲穂の、収穫の秋真っ只中です。

春に種を撒いてから、夏に花を咲かせたのちに、稲穂が垂れ下がり、農家の方々が大切に育ててきた稲が田んぼ一面に黄金色に輝いています。

週末有志を募り、のレンMURO店でも取り扱いさせていただいている、長野県信濃町にある甘酒の製造メーカー「ベストシーン」様にお伺いし、稲刈り体験をさせていただきました。

ベストシーン様は、日本の農家さんの廃業数が増え、お米消費量が減少していく未来に対して、この流れを止め、食を見直すきっかけを作り支えていく事をしたいと、立ち上がった会社です。

また、本当に美味しい新米で作った甘酒をいち早くお客様に届ける、「甘酒ヌーボー」を開発し、毎年11月23日の勤労感謝の日<新嘗祭の日>にデビューさせるという事を行っていらっしゃいます。

飲みやすく、あっさりとした後味を追及した米糀の甘酒は、自社農園の水田で生産した農薬、化学肥料を使わずに生産した一等米(あきたこまち)になり、その美味しさを追求する中、雑味を取り除くために、精米度を50%に進めることでより一層美味しくなり、舌触りもなめらかになっています。

その貴重なお米の粒がぎっしりと詰まっている稲穂を目の前にした時、一本の稲に、果たしてどのくらいのお米の粒が実っているのか、大変気になりました。

従業員の方にお尋ねしたところ、おおよそ100から200粒ほど詰まっているとの事。

1粒の種籾から芽が出て、苗となり、植えられたことを思うと、その過程のご苦労や、自然からも大切に守り育てられた結果、目に前に広がっている実りの多さに、改めて感慨深いものがあり、毎日何気なく食べているお米にも、感謝せずにはいられませんでした。

稲穂を丁寧に刈り、その後数本をまとめて稲束にしました。

この稲束は、一粒の籾が、万倍にも実る事を現した「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」という言葉にもある様に、古くから祀られ、各土地の社寺で授与される土鈴やお守りなどの縁起物にも使われています。

そのためこの稲束には、神仏加護や五穀豊穣への祈りが託されるそうです。

その貴重なお米から作られた甘酒

改めて感謝の念を込めて飲むと、体に天然のパワーを注入している様な気持ちに。

飲み終わると、体の真ん中にじんわりと栄養が染みわたり、効いている実感があります。

米糀甘酒 健美のしずく3種15本セット

そして、刈らせていただいた貴重な稲穂は、少しだけ譲っていただきました。

小分けにし、店舗でも大切に祀る気持ちで、飾らせていただく所存です。

色々な出会いに感謝し、お米・お味噌汁・お漬物ひとつひとつにも、味わって身体にいただく気持ちを、改めて持っていたいものですね。



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