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二十四節気・季節

『白露』次候、鶺鴒鳴く(セキレイなく)

二十四節気・季節

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みなさま、こんにちは。のレン リテール部の岩崎です。

七十二候は、白露次候:鶺鴒鳴く(セキレイなく) に移ろいました。

秋らしい時間帯も増え、七十二候は「セキレイのチチッ、という鳴き声が聞こえてくるころ」に。秋頃からの渡り鳥として、季節の移ろいを知らせる使者としてセキレイ登場しています。

セキレイは川辺や湖など水辺に見られます。尾を上下に振り、ぴょこぴょこと地面を叩きながら歩く様子から、「石叩き」とも謂れています。

さて、秋らしい風景といえば、「コスモス」も秋風のもと、風にたなびく様子はとても絵になりますよね。
「秋桜」と書くことから、日本古来のお花かと思えば、原産国はメキシコだそうです。なぜ日本に伝わったのか…という謂れには、一つの素敵な物語がありました。今日は少しそのエピソードを紹介します。

明治9年、日本初の官立美術学校として開講した学校へ教授としてやってきたのが、イタリア人の彫刻家の男性でした。

教授がふと学校で出会った、絵を描く一人の女性の才能を見抜き、その女性が卒業した後も親交を深めて、沢山の西洋画を教えました。

その女性の実家は、たくさんの草花を育てていた為、男性は折々に西洋の植物を持参したそうで、その中に「コスモス」の種があったと謂れています。

やがて二人は結婚し、夫婦は男性の故郷イタリアに渡り、日本人初の女性西洋画家として活躍したとのことです。

この素敵な謂れから、9月14日は「コスモスの日」として設定され、プレゼントにコスモスを添えて、愛を確かめ合う日となっています。


愛にはたくさんの形があります。この夫婦の様に、時にはパートナーへ感謝の気持ちを込めて。また時には家族にさりげなく想いを込めて、食卓にコスモスを飾って。そして、大切な友人や同僚には、コスモス柄のハンカチや小物をプレゼントに。

「愛を育むことは、とても豊かなこと。」と、些細なコスモスだけれども、繊細な花からいただく愛のパワーを、この秋は感じてみませんか…。




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