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二十四節気・季節

『芒種』末候、梅子黄(うめのみ きなり) 

みなさま、こんにちは。リテール部の岩崎です。

梅雨入りし、連日気温の大きな変化がございますが、みなさま体調はいかがでしょうか。体調を崩しやすい時期ですので、くれぐれもお気をつけくださいませ。

さて、七十二候は本日より 『芒種』末候、梅子黄  (うめのみ きなり) に移ろいました。

梅子黄 (うめのみ きなり)とは、梅の味が熟して色づく頃をいいます。
「梅雨(つゆ)」の語源は、「梅が熟す頃の雨」だと謂れています。
梅がまるまると実り、熟しはじめます。そして、店頭でも青梅や徐々に色づきだした黄梅などが登場します。


「梅はその日の難逃れ」と昔から言い伝えられる程、梅の実には、疲労回復効果の高いクエン酸、細胞も活性化するビタミンEなどが豊富で有名ですね。

梅の素晴らしい点は、生で食すことはあまりできない一方で、熟す前からでも、その後完熟して、実が木から落ちるほどになった頃までも、様々な状態で美味しくいただけることです。

青梅は梅酒用、黄色に熟した実は梅干し、完熟した梅は煮込んだ梅ジャムなどに最適です。


そして、梅雨に入ったばかりではありますが、「猛暑」「酷暑」という言葉が良く聞かれるようになります。
これから夏本番を迎えますが、「熱中症」や「夏バテ」による不調には気をつけたいですね。
「鬼に撹乱(かくらん)」ということわざの通り、普段は強くて丈夫な人も、夏の暑さには敵いません。この「撹乱」とは、東洋医学の病名で、日射病のような症状のことを示すそうです。

充分な水分と栄養、そして睡眠を取り、疲れを翌日に持ち越さないよう「梅パワー」を借りつつ、そして飲む点滴「甘酒」を取り入れながら、しっかり天候と真剣に向き合う日々を送っていきたいと思います。


そして、大切な方の身体を気遣い、さりげなくギフトを贈る際に付ける手紙には、この季節の季語でもある「梅雨」と「梅の実」をかけて、「重い雲の晴れ間にのぞく陽の光のおかげで、梅の実が色づき始めました・・」と季節の移ろいに心をはせて、相手の気持ちを和ませたいものですね。



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