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二十四節気・季節

『立秋』次候、寒蝉鳴(ひぐらしなく)

二十四節気・季節

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みなさん、こんにちは。のレンリテール部の岩崎です。

本日、8月12日からは、七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」へと移りかわります。

酷暑の中、お身体はいかがでしょうか。

さて、みなさんは寒蝉(かんせん)って聞いたことはありますでしょうか。

ヒグラシなど秋に鳴くセミのことを指しています。

セミの声を聞くと、夏真っ盛りという気分になりますが、夕暮れ時に「カナカナカナ…」と淋しげな声で鳴くヒグラシからは、秋の訪れが間もなく来るかもしれない、という晩夏の儚さを感じます。

ヒグラシは暑さに弱いと言われておりまして、実は強い日差しも苦手だということです。そのため、日差しが弱まる夕暮れを待って鳴く様子から「日暮し」とも言われています。

セミは、その種類によって鳴く時期や時間帯も違います。この様に、秋の季語になっているヒグラシですが、ヒグラシは暗く木が茂った山の中で、朝早くまだ暗いうちか、夕暮れに歌います。

日中でも、雨が降りそうに暗くなり、気温が下がると「カナカナカナ」と涼しい声で鳴きはじめるのです。

こまかく鈴を振るような澄んだ響きは、まるで秋の虫が翅(はね)を擦り合わせて出しているかのよう…そんな「夏の終わり」を感じさせる声が、「寒蝉」と呼ばれる理由になっているようです。

そういえば、ひぐらしの鳴き声は都会ではなかなか聞くことはできませんよね…。

今年はコロナの影響で、なかなか旅行に行けなかったり、と家族での想い出作りも様々かと思います。

一歩近場の自然を体感してみると、自然は季節の移り変わりを思いっきり感じさせてくれ、私たちも生かされている、ということに気付かされます。

大自然から涼を取ることも素敵ですね。川辺で足を冷やしたり、木陰で涼んだりした際の風が心地よかったり、近くの公園で活き活きとしている緑と青い空を見ているだけでも、深呼吸したくなったり…。

まだまだ暑い日が続くので、初秋のイメージは難しいかもしれませんが、今は夏を思いっきり楽しみ、想い出づくりをしていきましょう。

その暮らしのささやかな体験が、日頃気付かない日本の豊かさを改めて知るきっかけになるかもしれないですね。




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