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スタッフが使ってみました

土鍋一週間体験日記

みなさん、こんにちは。のレンの妻木です。

のレンで土鍋を取り扱うことが決まってから、土鍋を使ったことがない私はお試しとして使わせていただくことになりました。

土鍋といえば寒い季節には「お鍋」ですが、「土鍋で炊くご飯はおいしい」とよく聞きませんか?

一度土鍋で炊くご飯を食べてみたいと興味津々でしたので、嬉しい機会をいただきました。

今回「木取手付き土鍋(中) 牧田亮 美濃焼」を一週間使ってみて、毎日の感想などを日記のようにまとめましたので、よろしければご覧ください。


土鍋生活一日目

早速、ご飯を炊いてみました。

料理はあまり得意ではなく、とりあえずやってみる!っという性格なので、予想通り(笑)、一回目は失敗してしまいました。

浸水をするのを忘れてしまい、水量が少なかったせいで、おこげ部分など下の方が、歯に詰まるくらい硬くなってしまいました。子供にも不評。次回は「おいしく作りたい!」っという思いから、しっかり予習。簡単に土鍋でご飯の炊き方を調べました。初めから予習した方がいいですね。笑

① 軽く水で研ぎます。

土鍋にお米が浸かるくらい水を入れて、1回優しくさっとかき混ぜて洗い、すぐに水を捨てます。ゴシゴシ何回もすると米粒が壊れますので、注意してください。

② 浸水させます。

お米がしっかり浸かる量の水を入れて。夏場は30分。冬場は1時間が目安です。

③ ざるにあげて、水切り

土鍋にお米をもどして、2合だと約440ml、3合だと約660mlの水をいれます。

火にかけます。初めは沸騰するまで強火→弱火15分→火を止めて15分蒸らします。

完成です!

二日目

今日は水の加減と浸水をしっかり行ったので、おいしく炊けました!

2合に対して440mlを計ってしっかり入れました。

明日は3合炊いてみようと思います!

食べた後に、底におこげのあとなどがついているのを見て、思いつきました。最後にお茶を入れて飲むと、お茶漬けみたいで美味しく食べられますし、土鍋についたお米もとれるし、一石二鳥になりました。

三日目

今日は3合炊いてみました。

吹きこぼれもなく、美味しく炊けました!蓋を開けた瞬間の粒が立った感じが、なんとも食欲をそそられました!

土鍋ごはんを食卓に置くと、家族が各自自分の食べたい量を自分でよそってくれるので、家事が減り助かりました。

カレーにご飯をよそったあと、少しごはんが残っていたので、塩おむすびを作りました。おこげ部分もあって美味しかったです。冷めてもおいしい!

子供達も食卓に土鍋があって、残りご飯をみると、おにぎりを作りたくなって、自分たちで作り始めました。

土鍋を囲むと、わいわいと団欒を楽しめます。和やかな雰囲気があっていいと思いました。子供にも大変好評です!

初めに沸騰から弱火で15分と書いていましたが、ガスコンロの種類によっては、ごはん炊き機能がついています。ウチのガスコンロにはついていましたので、ガスコンロのスイッチポンで、簡単にできるようになってきました。

水加減さえ気をつけると、あとは好みに応じて、炊き上がりを変えられそうです。

四日目

今日は一気に朝から冷え込み寒さを感じたので、お鍋にしました。

ガスコンロからテーブルに運ぶのにも、木の取っ手を使って、楽々運べました。

半年ぶりの今年度初の鍋。

土鍋・中(2~3人用)を使っています。家族4人(大人二人・子供二人)にはちょうどいい感じの量で、お腹いっぱいになりました。

撮影用に(笑)人参を花形で切ると、子どもも喜んで食べていました。

黒地のお鍋は食卓の色を引き締め、スタイリッシュにしてくれます!

明日は、のこったお汁をつかって、雑炊を作ります。

五日目

お昼は、昨日の宣言通り、雑炊にしました。もも肉と卵、ネギだけの簡単雑炊。

簡単に美味しくできました!

「土鍋生活はいいもんやね」とみんなでしみじみ。

夜は、鮭と水菜の炊き込みご飯。子どももおいしい!とパクパク完食。

具材から、見た目の映えさはありませんでしたが、お焦げ部分が炊き込みご飯の醍醐味。しっかり堪能できました。

六日目

晩におでんをしました。

卓上コンロがあると、食卓であたたかさをキープできまるので、急に欲しくなってしまいました。ステンレスの鍋よりも、土鍋でおでんは雰囲気が出て、食が進みました。

七日目

クックパッドさんで「甘酒・鍋」を入力してしらべるとマルコメさんの「発酵美人鍋のお料理が出てきて気になったので、作ってみました。

「発酵美人鍋(https://cookpad.com/recipe/3663007)」のあまざけは、ウチにあった「造り酒屋の甘酒のもと」を使いました。そのあまざけは、朝食や間食に飲んでいて、甘みがしっかりあるので、普段は牛乳と割ったり、紅茶に入れて飲んだりしています。

あまざけと味噌の発酵コンビで、コクがしっかり出て、でも意外とあっさり味で食べやすく美味しかったです。子供も好きな具材をよく食べていました。

お椀の汁も飲みやすく、健康的な料理なのでこれからの時期おすすめです。


使ってみた感想

【取っ手】

・ 木の取っ手が、自然で味があって、とてもいい感じです。運ぶ時も、蓋を開ける時も、置く時も便利です。

・ 木の取っ手を蓋につけて、手首を返すだけで、ひっくり返せて、そのまま机に置けるので、鍋つかみがいりません。取っ手の機能性に脱帽です。

・ 取っ手がしっかりしていて丈夫なので、2200gの重みを感じません

・ 容器本体を洗うときに取っ手が取れるので洗いやすいです。

【デザイン】

・ 黒色がモダンでかっこいい

・ 陶器のお鍋は温かみがあって、癒しを感じます。

・ 厚みが薄くて、職人技術を感じ、洗練されています。

ちょうど新米がおいしい季節、寒さが増してお鍋がおいしい季節、土鍋がおいしい幸せな時間をもたらして、暮らしを豊かにしてくれます。

土鍋のある生活、またはじめてみようかなと考えています。みなさんも土鍋のある生活、いかがでしょうか。ぜひおすすめです。



当店のレンは、暖簾(のれん)を潜ってもらい、お客様にまだ知られていない日本の奥深い暮らしの考え方や工夫、魅力を伝えたいという想いで誕生しました。

永く愛されるもの、古きを温めて現代の生活を取り入れたくなるもの、自然素材のもの、生産者さま・作り手さまの温もりが感じられるもの、などを品揃えして、節目ごとにふと立ち寄りたくなるようなお店を目指し、丁寧により豊かに過ごすことができるようにと皆様をお待ちしております。