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二十四節気・季節

心地よいリネンに囲まれて

みなさん、こんにちは!のレンの妻木です。

みなさんは「リネン」ときいて、どんな気持ちになりますか?
わたしはというと、…もう少しあとで、お話しますね。


「リネン」というのは、「麻」の種類の中のひとつで、日本語では「亜麻(あま)」といわれています。

他によく耳にするのは、「ラミー(苧麻・ちょま)」、「ヘンプ(大麻)」、「ジュート(黄麻)」などで、すべて「麻」の種類を表しています。

「麻」というのは植物から作られた繊維の総称で、その種類は実に数十種類もあるそうです!その多さにびっくりですね。

「麻」について少し調べてみると、明治時代より前の日本人は、綿よりも麻を身につけていたそうです。
日用品の布はほとんど、「ヘンプ(大麻)」や「ラミー(苧麻)」で作られていました。

わたしたち日本人には、「麻」がいつも身近にあって、潜在的に体の中に馴染んでいるのかもしれませんね。

日本では、洋服などの繊維製品のタグによく見られる表記の「麻」というのは、「家庭用品品質表示法」でリネンとラミーの二種類だけと決まっていて、他の素材は別表示しないとダメだそうです。

他の素材では、コットンリネンといわれる綿麻もありますね。
綿と麻が交互に織られた生地のことを指していますが、二つの素材の長所が生かされた生地になります。

綿の柔らかい肌触りと麻の丈夫さや張りを持ち合わせています。
また二つを合わせることで、より吸水性・通気性が高くなって、しわもよりにくくなり、自宅での洗濯がしやすくなります。いいこと尽くしですね。

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お待たせいたしました。
初めの質問「リネンと聞いてどんな気持ちになりますか。」
わたしの答えは…
なんだかわくわくしますし、気分が上がります。その気持ちはときめきに近いかもしれません。

気がつけば、まわりにリネンの素材のものがいくつもあります。

例えば、服、カーテン、シーツ、ポーチ、エプロン、ランチョンマットなど。
挙げてみるとたくさんあって、自分でも麻が好きなのがよく分かります。

なぜそんなに好きなのか考えてみると、やはり手ざわりの心地よさ、見た目の清潔感、眺めているだけで落ち着く、そばにあるとなんだか安心する…そんな理由だと思います。

「リネン」は、次のような特長があります。

  • 汚れがつきにくく汚れが落ちやすい性質があり清潔に保ちやすい。
  • 自然由来の他の天然素材、綿やウールなどに比べて、丈夫で長持ちする。
  • 水を吸うとさらに強度が増し、吸湿性や通気性も他の繊維に比べて優れている。
  • 肌触りがよく、使い込むうちに風合いがよくなる。

特長をみてみると、キッチンまわりやカーテンなど、生活用品によく使われる理由がきちんとありました。
何度洗って使っても、さらに強くなって長く使える、「リネン」は生活の強い味方ですね!

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「麻」つながりで、「麻の葉文様」を思い浮かべましたが、わたしは「麻の葉文様」も好きです!

最近「鬼滅の刃」の主人公の妹が着ている着物の模様で注目をあびて、人気があるそうです!

麻の葉文様は、正六角形の内側に、6つの菱形(ひしがた)が放射状に広がる幾何学的な模様です。
見た目が麻の葉に似ていることから名づけられました。

麻の木は丈夫ですくすく伸びることから、その文様は「子供の厄除けや成長を願う」意味があり、昔は産着の模様として用いられていました。

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「麻」について、思いつくままにつづらせていただきました。
みなさんもまわりにある「麻」のもの、ちょっと探してみてくださいね。



当店のレンは、暖簾(のれん)を潜ってもらい、お客様にまだ知られていない日本の奥深い暮らしの考え方や工夫、魅力を伝えたいという想いで誕生しました。

永く愛されるもの、古きを温めて現代の生活を取り入れたくなるもの、自然素材のもの、生産者さま・作り手さまの温もりが感じられるもの、などを品揃えして、節目ごとにふと立ち寄りたくなるようなお店を目指し、丁寧により豊かに過ごすことができるようにと皆様をお待ちしております。