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人間と犬猫の関わりの歴史

こんにちは、のレン リテール部の森です。

今回は、人間と犬猫の関わりについてご紹介させていただきます。

今や家族同然の犬猫たちですが、いつからそのようになっていったのでしょうか?

出典:https://plginrt-project.com/adb/?p=24839


犬猫はもともと野生動物だったものを飼いならして家畜化しました。

犬は1万5000年前頃。人間と犬がともに埋葬された最古の遺跡は1万2000年前のもので、イスラエルで発掘されています。
犬は集団生活をするため人に慣れやすく、狩猟の際には獲物を捕まえたり、追いかけたりさせるために家畜化したと考えられます。

これに対して猫が家畜化されたのは、穀物を栽培する生活になってからです。
保管している穀物をネズミに食い荒らされて困った人たちが、これを退治するために、猫を飼うようになったと考えられています。
エジプトでは起源前4000年の遺跡から猫の骨が発掘されていますから、このころには家畜化されていたのでしょう。

日本人が犬と生活し始めたのは一万年以上前。
狩猟で生活をしていた縄文人は、犬と暮らし、家族として扱っていたとされます。縄文早期の遺跡から見つかった犬の骨は、丁寧に埋葬されていたことより、縄文人が犬をとても大切にしていたことが伺えます。

『日本書紀』にも犬は神として登場することから、人間にとって有用な存在と考えられていたことがわかります。景行(けいこう)天皇の時代といいますから、西暦100年より少し前のことです。

猫が日本の歴史に登場するのは奈良時代とされます。

この時代、中国からさまざまな経典が輸入されましたが、鼠が紙を食い荒らしてしまいます。それを防ぐため、猫も一緒に連れてこられたのです。

平安時代の宇多天皇は黒猫を飼っており、彼が書き記した『寛平御記』には猫の様子が細かく描写されていることから、当時の貴族の間で猫が愛玩されていたことがわかります。

しかし、猫は夜行性であり、瞳孔が糸のように細くなるところから、魔性のものとも考えられていました。

たとえば鎌倉時代の『明月記』には、猫又という化け物が一晩に数人を殺害したとあるほか、安土桃山時代に起きた鍋島藩化け猫騒動は有名です。

江戸時代の怪談集にも猫の怪が数多く紹介されています。
たとえば『耳袋』には、寺で飼われている猫が言葉をしゃべったとあり、それを聞きとがめた和尚が問い詰めると、「十年以上生きた猫は言葉をしゃべり、14〜5年生きれば神通力も得る」と教えたと書かれています。

猫は不思議な動物だとも考えられてきたのでしょう。

(フリーライターの上江洲規子さんより抜粋)


猫は中国から来ていたんですね。
犬や猫は私達にとって長く、深い関わりがありましたね。

今は、人間とペットが深い関係になっているので、飼い主とペットがおそろいのものを贈り物にされるのもいいかもしれませんね。


絵てぬぐい 北斎 豆柴と大波 濱文様



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