
風呂敷のある生活を始めて
こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。のレンの妻木です。
みなさんは、風呂敷をもっていらっしゃいますか?
江戸時代から伝わる風呂敷は、世界に誇れる日本文化の一つですが、周りで使っている方をあまり見かけないのではないでしょうか。(お家で使われている方がたくさんいらっしゃるかもしれませんが…。)
実際、私はあまり使っていなかったのですが、お店に立っているとだんだん興味が湧いてきて、今では3つ持っています。まだまだ発展途上ですが、これからどんどん使っていきたいと思っています。
風呂敷には大きさがいくつかあります。風呂敷は、もともと着物の反物を使って作られていたので、反物の巾が風呂敷の大きさの単位になっています。
●中巾(ちゅうはば)約45~50cm
※チーフサイズともいいます。
袱紗(ふくさ)やお弁当包み、ティッシュケースなどを包むのにちょうどいいサイズです。

●二巾(ふたはば) 約68~70cm
菓子折り包み、瓶包み(約750ml)、ギフト包みなど普段包みにおすすめです。

●二四巾(にしはば) 約90cm
お洋服や着物包み、一升瓶(1800ml)を包むのに最適です。

●三巾(みはば) 約100~104cm
大きめの風呂敷バッグをつくるのにちょうどいいサイズです。
生地の種類によっては、ブランケットやストール、おくるみや授乳ケープとして使っていただけます。

●大判(おおはば)約112cm〜
大きな箱や着物、布団を包んだり、スーツやクッションカバー、テーブルクロスとしても使っていただけます。
かわいい風呂敷バッグは、日本人のお客様のみならず、外国人のお客様にもとても人気です。
風呂敷バッグを見て「So beautiful !」とおっしゃってご購入くださったり、風呂敷をご購入後に「風呂敷バッグを作って!」と言われることもあります。
外国の方は風呂敷をテーブルクロスとして使ったり、生地として何かを作るとおっしゃる方もいらっしゃいました。
風呂敷の使い方は無限大ですね!
まだまだ風呂敷初心者の私ですが、どんな使い方をしているか少しご紹介してみます。
持っているサイズは、中巾と三巾です。
中巾のものは、やはり定番!お弁当包みに使ったり、パソコンのほこりよけとして使ったりしています。

オンラインストアでは、色違いの ▶️ 松 セイジ/チャがございます。
三巾の風呂敷は、出かける時に鞄に入れて、エコバッグとして使ったり、荷物の目かくしとして使ったりしています。

▶️ 松 テツ/アカ+風呂敷ハンド
(※ストアのハンドの色・種類は、写真と違いますので、ご了承ください。)

そして、最近はやっていますオンライン飲み会で使ってみました!
バーチャル背景ならぬ「風呂敷背景」です。
壁に風呂敷を広げてつけるだけで、とても華やかになります。
ひめむすびの菊は、まわりに菊があるので、ちょうど真ん中にくる顔まわりを明るくしてくれます。
もちろん、インテリアとしても楽しんでいます。

使い方は自由自在、いろいろな使い方をみつけて楽しめます。
これからもいろいろな包み方を学んで、用途を広げていきたいです。
梅雨の時期なら、撥水加工のある風呂敷で、急な雨でも颯爽と、ささっと広げて包める、そんな風になるのが私の理想です。

のレンの風呂敷の仕入先である山田繊維さまは、エコでサスティナブルな「ふろしき文化」を次の世代に伝えることを大事にし、SDGs導入の取り組みをされています。
もったいない(MOTTAINAI)キャンペーンに参加したり、厳格な基準を守って栽培されたオーガニックコットン100%の生地を使って、ふろしきを作っています。
のレンは、このSDGs活動に賛同し、これからも「地球にも人にも優しい、心豊かな暮らし」を提案いたします。

日本では7月からレジ袋が有料化になりますが、風呂敷はレジ袋代わりになりますし、この機会に風呂敷が見直されるきっかけになればいいなと思います。
風呂敷のある生活、使い方はみなさん次第!とっても楽しくて便利です。
みなさんも「風呂敷のある生活」、始めてみませんか?
▶️風呂敷を使ったレジかごバッグの作り方の動画はこちらです。