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日本文化を学ぶ

日本の酒器

こんにちは、阪神西宮店の済木です。

桜と言えば花見酒、日本酒をイメージしてしまうのは、私だけでしょうか?
海外での日本酒ブームもあり、今世界から注目を集める『日本酒』。今や日本酒は女性も楽しめるお酒に変化しつつあります。

呑み方はいろいろありますが、「もっきり」という呑み方をご存知ですか?
升の中にグラスが置かれて、その中に日本酒がなみなみに注がれることを言うそうです。
立ち呑みでこのようなスタイルでお酒を出されると、なんだか得した気分になります。
江戸時代、日本酒は量り売りされていて、酒屋の樽から徳利や升などに直接注いで売られていました。もっきりは、その頃の「盛りきり」から生まれた言葉といわれています。
コップからあふれて升までこぼすことから、「盛りこぼし」ともいうようです。居酒屋によっては、升ではなく小さな受け皿にこぼすところもあります。

江戸猫ぐらす 浮世絵 升酒グラス


升の話になりますが、升は、邪気を払うという言い伝えから祝い酒の酒器として昔から用いられてきました。会社や結婚披露宴などのお祝いの席で振る舞われることが多い呑み方です。

升は、漆塗りの他に、ひのきや杉で作られた木升があります。
正式には、角からではなく平らな部分から飲むのが正解です。
持ち方は、枡を右手の四指の上に乗せて親指は軽く縁にかけておきます。
枡の一角には塩を盛っておき、平面に下唇を乗せてすする様に呑みます。

日本の文化においてはお祝いの席などで振る舞われることがあるので、突然の場合に焦らないためにも、その呑み方を知っておくといいかもしれませんね。
持ち方は、お猪口や盃の持ち方においても基本は同じですので、その形を少し意識することにより印象が良くなります。

ついつい鷲掴みしてしまいそうになりますが(笑)、日本の酒器でのいろいろな呑み方を楽しみたいと思います。

みなさまも、さまざまな酒器でいろいろな味わい方をお楽しみくださいませ。

西宮店
〒662-0973 兵庫県西宮市田中町1−1−26 エビスタ西宮内 阪神百貨店西宮店 2F 
10:00〜19:00

当店のレンは、暖簾(のれん)を潜ってもらい、お客様にまだ知られていない日本の奥深い暮らしの考え方や工夫、魅力を伝えたいという想いで誕生しました。

永く愛されるもの、古きを温めて現代の生活を取り入れたくなるもの、自然素材のもの、生産者さま・作り手さまの温もりが感じられるもの、などを品揃えして、節目ごとにふと立ち寄りたくなるようなお店を目指し、丁寧により豊かに過ごすことができるようにと皆様をお待ちしております。