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MURO神楽坂店

甘酒は冬の飲み物なのか夏の飲み物なのか

MURO神楽坂店,

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こんにちは。のレンMUROの吉原です。

甘酒専門店として東京・神楽坂にお店を構えている当店ですが、
甘酒好きの方をはじめ甘酒初心者の方でまでたくさんの方がいらっしゃいます。

その際によく聞かれる質問で「甘酒は冬に飲む飲み物ですか?夏に飲む飲み物ですか?」があります。

例えば、紅茶を連想すれば秋冬の飲み物、レモンスカッシュは夏の飲み物のように、飲み物それぞれによって思い浮かぶ季節があるのではないでしょうか。

お米を発酵させてできた飲み物“甘酒”。

果たしてどの季節の飲み物なのでしょうか?様々な人々に問いかけてみると、実に多様な声が返ってきました。
私たちは、甘酒は冬の飲み物なのか、夏の飲み物なのか、考えてみました。

■60代女性の声「毎年秋から冬に変わる季節になると甘酒を家で作り始める」
ふらっと神楽坂散策をされている女性グループからこのような声が聞かれることが多いです。よく聴き進めると、お客様がイメージする甘酒は「酒粕で作った甘酒」であることもあります。
酒粕にお砂糖を入れて作る酒粕甘酒を小さい頃から飲んでいて、毎年初冬に作るご家庭だそうです。
もちろん麹甘酒を作られている方もいらっしゃいます。いずれにしても、 お客様 にとっての甘酒は“秋冬に家族団欒で暖をとる飲み物”として親しまれているようです。

■40代男性の声「初詣など神社で大鍋で振舞われるイメージ。冬しか飲んだことがない」
このような方は非常に多く、老若男女問わずいらっしゃいます。
神社ゆえにハレの日の飲み物を連想したり、めったに飲ま(め)ない飲み物として思っていたりするようです。
また、神社で振舞われる甘酒の多くは酒粕甘酒です。酒粕甘酒のたっぷり入った砂糖の甘さや微量含まれているアルコールに対して、苦手意識を持っている方も少なくありません。
私たちスタッフもこのことに注目し、麹甘酒はお砂糖が入っていないものが多く、アルコールが含まれていないことをお伝えしています。
当店の甘酒は全商品砂糖不使用のものとなっています。

■50代女性の声「甘酒は夏よね。俳句で甘酒は夏の季語なのよ」
そう語るお客様は甘酒の品揃えに興味津々。
甘酒を日本の歴史や文化の観点から理解すると、親しみが持てより美味しく感じられることでしょう。

■30代女性の声(スタッフ)「甘酒は一年通して必要な栄養が摂れる飲み物です」
と語るのはのレンMUROの根っからの甘酒好きの女性スタッフ。
実は江戸時代、夏に冷やし甘酒を担いで売る甘酒売りがいたという歴史的背景もあるそうです。
栄養面でも、夏場に特に摂り入れたい必須アミノ酸の9種類が全て入っていて、夏バテ予防にぴったりです。
また、冬は外気が低い為、人間は体温を上げようとします。その時に炭水化物が必要になり、甘酒は消化吸収しやすい炭水化物として効率的なエネルギーになります。
つまり身体を温めたい冬にも、エネルギーが必要な夏にも飲みたい飲み物ですね。

のレンMURO神楽坂店では、夏にも甘酒がピッタリなことを伝えるべく、今年の夏には「利き甘酒まつり」を開催しました。

甘酒は冷やしても美味しいと驚きがあったり夏にもあっさりと飲める甘酒に出会えたとの声もあったりと、たくさんのお客様で賑わい大盛況でした。

また、夏場は店頭で「冷やし甘酒あり〼(ます)」のPOPを筆で書いて掲示していました。
冷蔵ケースで小型の甘酒を冷やしているのですが、猛暑の日は特に良くお買い求めいただいておりました。神楽坂観光されている方やサラリーマンの方など、その場でごくっと飲んで行かれる方もちらほらいらっしゃいました。


甘酒は冬に温めて飲むイメージを持たれている人が多い飲み物です。
しかし、夏は夏バテ予防にしっかり冷やして栄養補給、水分補給に。冬は人肌の温かさでビタミンたっぷりのお米の旨味をじっくり味わって。

甘酒は一年通して美味しく健康な生活を過ごすことができる飲み物ですね。

ここ数日、急に寒くなってきましたね。
甘酒を電子レンジでチンして飲むと体もぽかぽか温まり、美味しいですよ。200mlの甘酒で600Wで1分がちょうどいい温度でおすすめです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

次回も心身ともに健康になる甘酒情報お届けしてまいりますので、どうぞ楽しみにしててください。

またブログでお会いしましょう!
のレンMUROから吉原でした。



のレン MURO 神楽坂店

住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1丁目12番地6号
電話番号:03-5579-2910

Instagram:https://www.instagram.com/noren_muro/
のレンMUROホームページURL:https://koujiamasake.jp
のレン本店ホームページURL:http://www.noren-net.jp/fs/noren/c/amazake

当店のレンは、暖簾(のれん)を潜ってもらい、お客様にまだ知られていない日本の奥深い暮らしの考え方や工夫、魅力を伝えたいという想いで誕生しました。

永く愛されるもの、古きを温めて現代の生活を取り入れたくなるもの、自然素材のもの、生産者さま・作り手さまの温もりが感じられるもの、などを品揃えして、節目ごとにふと立ち寄りたくなるようなお店を目指し、丁寧により豊かに過ごすことができるようにと皆様をお待ちしております。