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中部国際空港店

ユネスコ無形文化遺産になった美濃和紙

みなさま、こんにちは。中部国際空港店の堀です。

今日は、お店がある愛知県に隣接している岐阜県の特産品の「美濃和紙」について調べてみました。

美濃と言えば、今放送されている大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台となっているのが岐阜県(美濃)です。主役の明智光秀も美濃の出身です。

その美濃は和紙に必要な原料の楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)が取れることと、良質な冷たい水があることの2つの条件が当てはまり、都にも近かった為に、和紙の生産地として栄えたようです。

岐阜市


戦国時代には、美濃の守護職の土岐氏は製紙を保護し、紙市場を開き、長良川の水運を利用して桑名の港より全国へ運び、美濃和紙は国内に知れ渡るようになりました。

徳川家康の時代には、藩の保護や一般需要の増加もあり、美濃和紙は幕府、尾張藩御用紙となっていきます。

明治以降は、紙漉きに必要な免許が必要なくなり、製紙業が発展していきます。

しかし、大正時代には紙漉きの機械が導入され、戦後には石油化学製品が進出してきたことにより、美濃和紙は打撃を受けることになります。

昭和30年には1200戸あった生産者は、昭和60年には 40戸までに減ってしまったそうです。

本美濃紙イヤリング 金魚


「洋紙は100年、和紙は1000年」と言う言葉があり、耐久性に違いがあります。

洋紙は木材パルプとインクを使用している為に、100年も経つと黄ばんでボロボロになります。

しかし、和紙は天然の植物繊維を漉き、繊維を絡ませる事でできており、強靭で保存性の高いものとなります。

日本で漉かれた紙で最古の物は、正倉院に保管されている大宝2年(702年)の日付のある戸籍に使われていた紙になります。
実に1300年以上も前の紙が残っているとは驚きです。

国の重要文化財に指定され、今ではユネスコ無形文化遺産に日本の手漉き和紙技術が登録されています。それなのに、世界的にも評価されている和紙が廃れていく事は、大変に悲しいことです。


中部国際空港店では、家田紙工さんの美濃和紙のアクセサリーや夏場には水うちわなど扱っています。

美濃和紙、日本の和紙の良さや凄さが、もっと日本の方にも海外の方にも伝わることを願ってやみません。

今回美濃和紙を調べてみて、廃れつつある日本の文化や日本の良いものを、少しでも多くの方にお届けしたい気持ちが強くなりました。

みなさまも、美濃和紙にふれられる機会がございましたら、ぜひ和紙の奥深さを思い出して、じっくりご覧になってくださいね。



中部国際空港店
〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地 セントレア4F
(現在臨時休業中)

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